sot
寄り添うように「そっと」
そんな優しい品物を
「sot」は2002年、東京恵比寿で創業した日本製のレザーブランド。
使えば使うほどその味わいが増すような革は、原皮から丹念に厳選されています。
お客様一人ひとりの生活のパートナーとして、可愛がっていただけるようにと心を込めて。
sotの製品は、東京にて選ばれた職人によって丁寧に縫製され、磨かれ、やっとお店に並びます。
デザインは、日本人の職人魂や伝統的なデザインを一つ一つの商品に込めながら、 長く使っていただいても飽きのこないもの、素材の良さが引き立つように考慮しています。
また、細かいパーツも駆使して商品にし、出来るだけ廃棄が出ないように心がけられています。
「これからも真摯に「革」と向き合い、大切に商品を作ってまいります。
寄り添うように「そっと」 そんな優しい品物を、お届けしたいのです。」
革好きを魅了する美しい表情
プエブロレザーは、イタリア・トスカーナ州の世界的に有名なタンナー「バダラッシカルロ社」にて生産されています。
同社はトスカーナ州に10世紀以上に渡って受け継がれてきた伝統的な鞣し製法「バケッタ製法」を現代に蘇らせたことで知られています。
プエブロレザーもこの製法によって作られており、原皮となる生後2年以上の雌牛のショルダーを、純度の高い牛脚油でゆっくりと加脂しながら時間をかけて植物タンニンと一緒に鞣していきます。
これによって油分を豊富に含んだプエブロレザーは柔軟性と強度に優れ、滑らかな手触りの革に変化していきます。
大変な手間と時間がかかる製法ですが、一度浸透したオイルは抜けにくく、状態を保ってくれます。
鞣しに化学薬品を一切使用していないため、環境に優しく、近年はさらに注目が高まっています。
劇的な美しい経年変化
プエブロレザーは、他の革に比べ経年変化が早くはっきりと見えることでも知られています。
最大の特徴は、和紙のようにも見える細かな傷が付いたザラザラとした表面にあります。
これは、革の銀面を真鍮製のブラシで擦り、細かな毛を毛羽立たせているため。
この特別な見た目とマットな質感は、他の革には決して見ることのできない独特の雰囲気を演出しています。
使い込むにつれ、少しずつこの毛羽立ちが寝てしっとりとした柔らかな手触りになります。
そして徐々に色が深まるように変化していき、艶が現れます。 個人差や商品差はあるものの、数年という時間をかけて色艶の変化を楽しむことができるでしょう。
大切に管理やお手入れをしていただければ、より美しい経年変化を長く楽しむこともできます。 個性的な革にも関わらず、特別なメンテナンスが必要ない点も魅力的です。
高級感漂う甲州織。
400年の歴史を持つ伝統織物 裏地には山梨県の伝統工芸である甲州織を採用しています。 日本の伝統工芸品でもあるこの美しい生地は、上品な色合いと滑らかな手触りに加え、 防汚性が高く、とてもお手入れがしやすいという特徴もあります。
一般的に甲州織は傘やネクタイなどによく使われていますが、sot(ソット)では、美しい光沢感と深みのある色味、耐久性に優れていることから革製品の裏地にも使用しています。
日本の吉祥文様のひとつ「亀甲文様」がプリントされ、和の雰囲気を醸し出し、デザインのアクセントにもなっています。